トランプ新大統領が不法移民の取り締まり強化を表明するなか、メキシコでは送還される不法移民を受け入れる施設の建設が急ピッチで進められています。
トランプ氏が不法移民の大規模な取り締まりを実行に移した場合には、アメリカから多数の不法移民がメキシコに強制送還されることが懸念されています。
このため、メキシコではアメリカとの国境沿いに強制送還された人たちを受け入れる大規模施設が建設されています。
一方、メキシコのシェインバウム大統領は、中米などから難民としてアメリカへの入国を目指しメキシコで待機する人たちの受け入れについては難色を示しました。
これは、トランプ氏が難民申請した移民をメキシコ側に待機させる政策の再開を示唆したことに対する反発だとみられています。