宮城県は23日、手足口病の流行が下火になったとして、2024年夏に出していた警報を解除すると発表しました。

 手足口病は、口の中や手足に発疹ができるウイルス性の感染症です。乳幼児を中心に、主に夏に流行するもので、せきやくしゃみなどを通じて感染します。

 県によりますと、19日までの1週間の1医療機関当たりの感染者数は、全体で0.15人で、2025年に入って以降の統計では、6地域のいずれでも警報を継続する基準(1医療機関当たり2人)を下回っていることなどから解除を決めました。

 一方、県は引き続き、外出後や食事前の手洗いなどを心掛けるよう呼び掛けています。