総務省が発表した全国の消費者物価指数の去年1年間の平均が、値動きの大きい生鮮食品を除く指数で前の年より2.5%上昇しました。
上昇は3年連続で、食料品価格の高騰が依然続いています。
特に去年は猛暑による影響などで「令和のコメ騒動」が起こったため、コメ類全体の指数が前年比で27.7%上昇し、1975年以来、49年ぶりの上げ幅となりました。
生産コストの上乗せや需給の逼迫(ひっぱく)などが要因だということです。
また、チョコレートも原材料価格の高騰による値上げのため、12.2%上昇しました。
また、合わせて発表された先月の消費者物価指数は、前年の同じ月に比べ3.0%の上げ幅で、3年4カ月連続の上昇となりました。