中国の深セン市で去年9月、日本人学校に通う男子児童が刺され死亡した事件の初公判が24日開かれます。犯行の動機が明らかになるのかが焦点です。

 事件では10歳の日本人の男子児童が死亡し、当時44歳の無職の男が殺人容疑で逮捕・起訴されていました。

 地元メディアによりますと、男は容疑を認めているということです。

 事件があった9月18日は1931年、満州事変の発端ともなった「柳条湖事件」が起きた、日中関係で「敏感な日」とされていて、初公判では男の犯行動機が明らかになるか注目されます。