伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の患者数が関東地方や青森県などで「警報レベル」となっています。

 国立感染症研究所によりますと、19日までの1週間に全国の医療機関から報告された伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の患者数は1医療機関あたり「0.95人」となり、前の週の「0.94人」からほぼ横ばいとなりました。

 都道府県別に見ると、警報の基準となる2人を超えているのは6都県で、東京都や埼玉県などの関東地方の他に、青森県や福島県でも警報レベルになっています。

 患者のせきやくしゃみなどの飛沫(ひまつ)から感染することから、厚生労働省はマスクの着用やうがい、手洗いの徹底を呼び掛けています。