大学生が考案したヨーグルトを使った健康レシピのコンテストが仙台市青葉区の宮城学院女子大学で開催されました。

 宮城学院女子大学と森永乳業、宮城県などが初めて開催したコンテストには、管理栄養士を目指す約100人の学生がレシピを応募しました。

 レシピの条件はヨーグルトと宮城県または福島県産の食材を使用し、肥満や栄養不足などの健康課題を解決する料理です。

 事前審査で選ばれた15人の学生がプレゼンテーションを行い、審査の結果、カツオの刺身にヨーグルトソースをかけた脂質を抑えたレシピが最優秀賞に選ばれました。

 生活科学部食品栄養学科1年遠藤佳奈子さん「まずタマネギのマリネを作ります。その上にスライスしたカツオ、そしてヨーグルト、わさび、しょうゆを混ぜて作ったヨーグルトソースをかけて青じそを散らしたら完成です」

 「レシピもたくさん試作して作ったので、最優秀賞をいただけて本当にうれしい。管理栄養士を目指す身として健康課題にしっかりと目を向けて、解決のための知識と経験を増やしていきたい」

 最優秀賞などを受賞したレシピは、3月以降ヨークベニマルの店頭で紹介されるほか、宮城県庁の食堂などでの提供を検討するということです。