今回の陥没事故を受け、各地で、下水道管の緊急点検が行われています。
大阪府堺市では、30日から下水道管の点検作業を始めました。
市によりますと、直径2メートル以上で設置から30年以上が経過している下水道管などが対象で、内側に破損や劣化した箇所がないか目視で確認します。
来月7日までに点検を終え、必要に応じて修繕するということです。
また、福岡県久留米市では、市の職員5人がマンホールを開けて硫化水素の濃度を測ったり、内部の腐食の状況を目視で確認するなどしました。
今回の市の点検では、5つのマンホールのいずれでも異常は見つからなかったということです。