宮城県のインフルエンザ感染者数は3週続けて減少し、全体としては警報レベルを下回りました。しかし、石巻地域では高い水準が続いています。
2日までの1週間に宮城県で確認されたインフルエンザ感染者数は、1医療機関当たり9.44人と前の週から4割以上減少しました。減少は3週連続で、警報を継続する際の基準値10人を約1カ月ぶりに下回りました。
地域ごとに見ると石巻は半減しましたが、引き続き高い水準の14.30人となっていて、大崎9.8人、塩釜9.06人、仙台8.75人となっています。
宮城県が全域に出している警報は継続されています。
感染者数は減少傾向にありますが、型の異なるウイルスが今後、流行する可能性もあり、県は手洗いなど基本的な対策を続けるよう呼び掛けています。