福島市で温泉宿につながる県道で雪崩が発生し、宿泊客と従業員合わせておよそ160人が一時孤立しました。

 県によりますと、10日午前4時ごろ、福島市土湯温泉町の県道本宮土湯温泉線で雪崩が起きているのが見つかりました。

 県道はおよそ5.6キロにわたって通行止めとなり、県道の先にある野地温泉の旅館2軒が孤立しました。

野地温泉ホテル 相模崇寿さん 「(雪は)ずっとやまないでしばらく降り続いていた。今ちょっと天気が落ち着いてきたので、良くなってくれればいい」

 県が除雪を進めて孤立状態は午前10時半ごろに解消され、宿泊していた人と従業員合わせておよそ160人に、けがなどはありませんでした。