体の不自由な子を対象とした福祉機器の体験会が仙台市で開かれ、子どもたちは最新の車いすなどを通じて体を動かす楽しさを確かめました。

 青葉区錦ケ丘で開かれた子ども用福祉機器の体験会。

 電動の車いすやリハビリ器具など、国内外の最新の福祉機器30点以上が並びました。

 体験会のテーマは「楽しく体を動かす」。

 子どもたちが体を動かすきっかけを作りたいと、障害のある子らを支援する団体が開催しました。

 一般社団法人MOTTO斎藤義久代表「福祉職員、医療職員向け、メーカーへの展示会はあったんですけど、子供たち本人が楽しむ機会はほとんどない。いろんな機材を使うと今までできなかったことができると知ってもらいたい」

 体験会に登場したのは、折り畳みが簡単で軽い車いすや…子どもたちが喜ぶカラフルな車いすも。

 参加した親子は、楽しみながら最新の機器の使い心地を確かめていました。

 父親「興味があっても知るきっかけとか実際売っている店も少ないし、いろんなものに触れて知れる機会が与えてもらえると助かる」

 母親「女の子なので色とか…長く使うので大切なのかなと思うので本人がいいものがいいんですかね、かわいいの」

 母親「周りで自分たちで歩いている友達を見て育っているので、自分で動きたいという気持ちを体現できたらなと(参加した)。ずいぶん楽しそうで自分で動くって楽しいんだなって思います」