アメリカのトランプ大統領の側近で政府支出の削減に乗り出している実業家のイーロン・マスク氏は多くの政府機関を廃止する必要があるとの考えを示しました。
イーロン・マスク氏 「一部を残すのではなく、政府機関の全体を廃止する必要がある」
マスク氏はドバイで開催された世界政府サミットで、アメリカ政府を抜本的に改革するには政府機関の多くを廃止する必要があると主張しました。
そのうえで「雑草の根を取り除かなければまた簡単に生えてくる。しかし、根を取り除いたらより生えにくくなる」と雑草に例えて持論を展開しました。
マスク氏は政府効率化省のトップとしてこれまでに海外の開発援助を担うUSAID(国際開発庁)の解体を進めるなど改革を主導しています。