宮城県東部保健福祉事務所(石巻市)は13日、職員が個人情報を含む書類を台車で運んでいたところ、強風にあおられて紛失したと明らかにしました。
発表によりますと、紛失したのは指定難病医療受給者証に関連する書類で、保険証や住民票の写しなどが含まれるということです。
13日午前10時50分ごろ、事務所の男性職員1人が書類を廃棄するため台車に載せて屋外を運んでいたところ、一部の書類が強風にあおられて飛ばされたということです。
書類は事務所の敷地外にも飛び、事務所は回収を進めています。リストと照らし合わせ、回収できず紛失したと分かった人には謝罪する方針です。
事務所は「文書の廃棄については天候等も考慮し、複数の職員で行うなどの対策を講じる」などとしています。