楽天イーグルスの春季キャンプは第3クール最終日、練習試合で好投したドラフト4位の江原と刺激を受けるドラフト3位の中込、即戦力ルーキー投手の2人に注目しました。

 横浜との練習試合が雨で中止となり、急遽全体練習に予定変更となった第3クール最終日、ドラフト4位の江原はブルペンで44球を投げました。

 キャンプ期間中にボールを上から叩く感覚を呼び戻し、力強いボールを投げ込んでいます。

 11日の日本ハムとの練習試合では1回3者凡退無失点と好投し、プロとしての第一歩を順調に踏み出しました。

 1軍キャンプに参加している4人のルーキーは、互いに高め合う存在として良い刺激を受けています。

 江原雅裕投手「自分より先に出場した宗山がヒット2本打って、江原さんも頑張ってくださいと言ってくれました。僕も継続して頑張りますし、残りの3人久米島にいる同期入団の選手にも頑張ってほしい」

 13日の練習試合で登板予定だったドラフト3位の中込は、試合でやりたかったことを試したかったと右バッターへのインコースに力強いボールを投げ込みます。

 江原の好投を見て、1日も早く実戦を迎えたいと意気込みます。

 中込陽翔投手「大分刺激になった。試合も投げたいと思った。しっかり出番が来るまで準備していきたいと思います」