岩手県大船渡市の山火事で消火活動に当たった陸上自衛隊員が仙台市若林区の霞目駐屯地に一時帰還し「火が出ている所が複数あるため消火が難しい」と話しました。
28日午後4時ごろ、千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地に所属する隊員25人が、ヘリコプターの洗浄や燃料補給などを行うため、仙台市若林区の霞目駐屯地に一時帰還しました。
28日朝から現地でヘリコプターでの活動に当たったパイロットの森正平1等陸尉は、消火の難しさを話しました。
陸上自衛隊木更津駐屯地森正平1等陸尉「火があちらこちらから上がっているのは印象としてあります。どの順番でどこから消していくのか判断することが難しいと思いますし、安全に気をつけながら他の機体と連携して消火活動に当たることが難しい」
陸上自衛隊木更津駐屯地に所属する隊員らは、1日以降も鎮圧するまで消火活動に当たる見込みです。