2025年度予算案が、与党と日本維新の会などの賛成多数で可決したことを受け、石破総理大臣は「熟議の国会にふさわしいものになった」と述べました。
石破総理大臣 「極めて異例の形とはなりましたが、審議時間も非常に長かった、議論も非常に丁寧だった。時間も中身も熟議の国会にふさわしいものになったというふうに思っております」
石破総理は官邸で報道陣の取材に応じ、「試行錯誤、暗中模索だった」と振り返りました。
そのうえで、「今回の教訓を生かし参議院でさらに謙虚に真摯に取り組む」と強調しました。
一方、野党の要求を取り入れることで財政規律が緩むとの懸念については「減税や予算の見直しを望む国民もいる」とし、財政規律と両立させるため歳入や歳出を見直す考えを示しました。