首都高では「予防的通行止め」が始まりました。早くも交通などで混乱が生じています。

■都心で“混乱”交通に乱れ

 東京で降り始めた雪。すでに高速道路、鉄道にバス、そして流通にも影響が出ています。

国交省 関東地方整備局 小澤知幸道路情報管理官 「帰宅時間の前倒し、運行経路の見直しなど早めに行動を変更するようにお願いします」

名古屋に行く予定 30代の人 「雪が振るって知らなくて、どうしようかなと思って」

オーストラリアから来た人 「どうすることもできないわ」

 雪が本格化する前から混乱が起きていました。

■「予防的通行止め」始まる

 雪に備え、始まった大規模な「予防的通行止め」。

 4日午後3時半には首都高速の中央環状線。さらに、午後4時からは東名高速などの高速道路や国道でも予防的通行止めが始まりました。

 この通行止めの影響で、ヤマト運輸や佐川急便は荷物の配送に遅れが生じる可能性があるとしています。

 そして、鉄道にも影響が…。

 JRは新宿駅と長野県の松本駅の間などを走る中央線の特急「あずさ」や「かいじ」など、午後の列車を中心に合わせて37本を運休するということです。

 今は受験シーズン。

受験生(19) 「本当は夜に帰ろうと思ったが天気が悪くなって」 「(Q.席は?)何とか取れました。結構、埋まっていたので慌てました」

 男性は特急「あずさ」の時間を早めて、長野へ帰っていきました。

 午後2時時点で、110便の運休が相次いでいます。

名古屋に帰る女性(30代) 「お昼食べてルンルンで帰ろうと思っていた。あ、今、雪なんだ。しかもきょう、なぜきょう」

白馬に行くオーストラリア人 「長野からバスで白馬に行くところです。長野からバスが出るか分からない、どうすることもできないわ」

 これから本格化する雪。5日の通勤時間帯まで影響する恐れがありす。