職員が逮捕された官製談合事件を受けて、宮城県白石市は全職員を対象にした再発防止のための研修会を開催しました。
白石市発注の工事で予定価格などを業者に漏らした疑いで、上下水道事業所の職員が逮捕されました。
研修会には3回に分けて全職員約340人が出席しました。
東京都足立区で総務部長や教育長を歴任したコンサルタントが講師で、業者との付き合い方の注意点や公務員としての心構えなどを話しました。
定野司さん「誘いとか誘惑とかちょっとした気持ちの緩みから、色々な物が出てきます。今回の問題もそうだし横領であるとか」
山田裕一白石市長「職員1人1人が公務員である、公金を使わせていただいている。そういった認識を持つことが非常に重要なので、こういった研修を積み重ねていくことが非常に重要だと」
事件を受けて白石市では、10日に再発防止検討委員会を開くほか山田市長と副市長が3月分給与を減額することにしています。