東日本大震災から今月11日で14年です。福島県では被災した町の和太鼓の団体が復興を願い、力強い演奏を披露しました。

 演奏会は震災と原発事故で被災した地域や住民を元気づけようと開かれ、双葉郡の5つの町の団体が参加しました。

小浜風童太鼓 榎内隆大会長 「太鼓の音は体の芯に届くというものがあって、お客さんに音だけで、色々な感動とかあすへの活力だとか元気をつけられる」

 一方、宮城県南三陸町では犠牲となった職員39人のうち、37人の名前が刻まれた慰霊碑の除幕式が行われました。

 去年、旧防災対策庁舎が町の所有となったことをきっかけに、元職員らが募金を呼び掛けるなどして建立を進めてきました。

夫を亡くした女性 「私だけじゃなくて遺族の方はほっとしたというか。命を大事にするということを皆に考えてほしいと思います」