ウクライナがアメリカと合意した停戦案について、トランプ大統領は「前向きなメッセージを受け取っている」とロシアの停戦受け入れに自信を示しました。

トランプ大統領 「我々は見守る必要がある。あとはロシア次第だ。我々はロシアともウクライナとも良好な関係を築いてきた。どうなるか見てみよう」

　トランプ大統領は12日、記者団に対し、停戦はロシアの対応次第だとしたうえで、「前向きなメッセージを受け取っている」と述べました。

　トランプ大統領は「アメリカの代表団がまさに今、ロシアに向かっている」と明らかにする一方、自身とプーチン大統領との対話の予定については言及を避けました。

　また、停戦に向けてロシアに金融面で圧力を掛けることは可能としながらも「私は和平を望んでいるので、その必要がないことを願っている」とと述べるにとどめました。

　一方、ホワイトハウスはウォルツ大統領補佐官がロシア高官と12日に電話で会談したことや、ウィトコフ特使が今週中にもモスクワを訪問し、ロシア側に停戦案受け入れを促すと明らかにしました。