アメリカのトランプ政権の関税政策への懸念などから「安全資産」の金の価格が上昇し史上初めて1オンス=3000ドルの大台を突破しました。
金のスポット価格は14日一時、1オンスあたり3004ドルを超え史上最高値を更新しました。
3000ドルを突破するのは史上初めてで過去25年間で価格はおよそ10倍になっています。
トランプ政権が次々に発表する関税政策による景気悪化への懸念やウクライナとロシアの停戦交渉を巡る不透明感を受け投資家が安全資産の金への資金逃避を進めています。
市場関係者の中にはすでに1オンス=3500ドル到達の可能性を言及する声も出ています。