アメリカ軍はトランプ大統領の指示で、イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」に対する軍事行動を開始しました。トランプ大統領の就任以来、中東での最大の軍事行動です。

 トランプ大統領は15日、自身のSNSで「フーシ派」が紅海などでアメリカや他国の船舶や航空機に海賊行為やテロ行為を繰り返してきたと非難しました。

 トランプ大統領は容認できないとして、アメリカ軍に対し軍事行動を始めるよう命じ、フーシ派がテロ行為などをやめなければ「見たことがないような地獄が降り注ぐだろう」と警告しました。

 「フーシ派」が運営するメディアは、イエメンの首都サヌアにアメリカ軍とイギリス軍による空爆があったと報じました。

 ロイター通信によりますと、少なくとも19人が死亡したということです。