14日の日経平均株価は堅調に推移し、終値は前日より263円高い3万7053円でした。

 今週は、アメリカでFOMC=連邦公開市場委員会、日本では日銀の金融政策決定会合と日米で市場関係者が注目するイベントがあります。

 ともに政策金利の据え置きが予想されていますが、アメリカで年に4回公表される政策金利の見通しを図で示した「ドットチャート」に警戒が必要です。

マネックス証券 広木隆氏 「パウエル議長がドットチャートの変更ということにすでに言及。利下げの回数が減るというような示唆になるかと。ドルが買い戻され、ドル高円安に振れる材料になると思います。一方、利下げがさらに遠のいてしまうと、米ハイテク株がもういったん不安定化する可能性がある。日本株にとって『米国株安』という“悪材料”、『円安』という“好材料”が拮抗(きっこう)する展開になって、どちらに強く反応するかふたを開けるまで分からないが、いずれにせよ非常に重要なイベントになる」

(「グッド!モーニング」2025年3月17日放送分より)