住友生命は山形県内の女性営業職員が嘘の投資話を持ち掛けて顧客から現金1000万円以上をだまし取っていたと発表しました。被害はさらに増える可能性があります。

 住友生命によりますと、山形支社の新庄支部に勤務していた50代の女性営業職員は2015年11月から去年8月にかけて職員専用の高利率の預金枠があると持ち掛け、10人の顧客から現金約1300万円をだまし取っていたということです。

 不審に思った顧客からの問い合わせで発覚し、女性営業職員は今年1月末に退職しました。

 住友生命の調査に対し、生活費の一部に使ったなどと話しているということです。

 被害額のうちすでに930万円は本人が返済したということです。

 刑事告発についても今後、検討するとしています。