24時間テレビへの募金や会社資金を着服したとして、日本海テレビの元幹部社員について鳥取地検は業務上横領の罪で在宅起訴しました。

 経理業務を統括していた元幹部の50代の男は2023年9月、24時間テレビのチャリティー募金として集められた10万5000円を横領した罪で今月26日に在宅起訴されました。

 また、2019年から2021年にかけては会社の預金約460万円を着服した罪にも問われています。

 一方、書類送検された2017年から2023年までに約126万円の募金を着服した疑いについて、鳥取地検は「諸般の事情を考慮して不起訴とした」としています。

 日本海テレビは「多くの皆様の善意による多額の寄付金を元幹部社員が着服したことは弊社調査で確認し、元幹部社員も認めている事実です。寄付をして下さった皆様をはじめ、ご関係の皆様、視聴者の皆様に改めて深くおわび申し上げます」とコメントしています。