宮城県の気仙沼高等技術専門校の職員が、酒を飲んだ状態で車を運転して物損事故を起こしたとして、停職処分となりました。

 停職5カ月の懲戒処分を受けたのは、気仙沼高等技術専門校の52歳の技術主査の男性です。

 技術主査は、病気休暇中の2024年12月6日の午後7時ごろから翌日の午前3時ごろにかけて、仙台市青葉区の自宅で缶酎ハイ5本を飲酒して一度眠った後、午前10時ごろに車を運転して宮城野区の店舗に向かい、駐車場で隣の車に衝突したということです。

 目撃者の通報で駆け付けた警察官の呼気検査では、基準値以上のアルコールが検出され、11日付で酒気帯び運転の罪で罰金40万円の略式命令を受けました。

 技術主査は県の聞き取りに対して「認識の甘さを反省している」と事実を認めているということです。