大阪・関西万博の日本館で展示される「火星の石」が東京の国立極地研究所から大阪の夢洲に向かって出発しました。
火星の石は世界最大級の火星から飛来した隕石で、大阪・関西万博で初めて一般に公開されます。
火星に水が存在したことを示す貴重な資料ですが、外気に触れると非常に崩れやすいため、温度や湿度が厳密に管理された免振トラックで慎重に運搬されています。
国立極地研究所広報室長 熊谷宏靖氏
「我が子を送り出すじゃないですけど、ここから送り出すのは初めての機会ですので、宇宙に、あるいは地球に思いをはせていただけるような機会になることを期待しています」
火星の石は26日夜に夢洲に到着する予定です。