新年度を迎え、千葉県警は外国人が犯罪に巻き込まれることを防止するため、新たに専門チームを作りました。

 1日、新たに発足したのは「外国人総合対策室」です。

 千葉県警によりますと、この「対策室」は外国人を狙った犯罪や外国人コミュニティーに犯罪組織が関わることを防ぐために設置され、25人体制で捜査などにあたります。

 千葉県内では去年、外国人が被害を受ける事件が1319件発生していて、おととしと比べて320件増加しました。

 また、千葉県警が去年検挙した刑法犯のうち約4.5%が永住者などを除いた「来日外国人」だったいうことです。

 対策室は今後、関係する行政機関との連携や外国人の関わる事件の実態の把握を進めていくとしています。