一連の問題を巡るフジテレビの第三者委員会の報告書について、村上総務大臣は「必要な対応を速やかに検討する」と述べました。
村上総務大臣 「第三者委員会の報告において、人権意識の欠如や内部統制の不備など、複数の指摘がなされているものと承知しております。必要な対応について、速やかに検討して行ってやっていきたい」
村上大臣は「コマーシャルの差し止めが相次ぎ、民間放送事業の存立基盤に影響を与えかねない」と指摘しました。
そのうえで「放送に対する国民の信頼を損ないかねない大変な事態だ」という認識を改めて示しました。
総務省は1月、フジテレビに対して視聴者やスポンサーの信頼が回復できるよう適切に対応するよう要請していました。