日本を訪れた外国人観光客の東北地方の認知度は、4割ほどにとどまっていることが政府系銀行の調査で分かりました。
調査は2024年7月に日本政策投資銀行が実施し、アジアや欧米などの約8000人が回答しました。
日本を12の地域に分けて各地の認知度を調べたところ、東北を知っていたのは38.2%にとどまりました。北陸、四国に次ぐ3番目の低さです。
一方、東北を訪れたことがある人にどのような旅行をしたかを聞いたところ、太平洋沿岸の自然歩道を歩くみちのく潮風トレイルなど、体験型の観光を楽しんだ人が6割を超えていました。
このことから調査では、東北地方の自然や歴史文化を生かした体験型の観光商品を充実させることを提言しています。