東京電力は、福島第一原発2号機で2回目となる燃料デブリの試験的な取り出しに着手しました。
東京電力は今回、前回よりも1メートルから2メートルほど原子炉に近い場所で最大3グラムのデブリを取り出す計画です。
2回目の取り出しは前回と同じ釣りざお式の装置で行われますが、前回不具合を起こしたカメラは交換され、デブリをつかむための器具も改良されています。
東京電力はこの装置を原子炉格納容器内に押し込む作業を始め、15日午前10時すぎに2回目の取り出しに着手したと発表しました。
今回の取り出しは10日ほどかけて行われる予定で、デブリをつかむのは18日ごろになる見込みです。