三井住友フィナンシャルグループは新たな法人向けのデジタル総合金融サービスを提供すると発表しました。メガバンクでは初めて、最短で申し込んだ翌営業日に法人口座が開設できるということです。

 5月からスタートする「Trunk(トランク)」は、最新のデジタル技術やAI技術を活用した総合金融サービスです。

 スマートフォンなどのオンラインで、最短で申し込んだ翌営業日に法人口座を開設できるほか、請求書の画像を読み込んで振込予約まで完了できる機能なども備えています。

 カード払いを選択することで翌月に支払いを繰り延べられるほか、振り込みは初期契約料や月額利用料を必要とせず、三井住友銀行宛の手数料を無料、他行宛を一律145円として、業界で最も安い水準に設定したということです。

 利用する企業は口座や決済などのデジタルサービスで業務の効率化を進められる一方、三井住友銀行はこれまで十分に対応できていなかった比較的、小規模な企業の預金を取り込む狙いがあります。

 今後3年間で30万口座の獲得を目指すということです。