警察官を装うなどした特殊詐欺が急増するなか、警視庁が路上などにいる受け子を見つけるなどの目的で「パトロールランニング」を行いました。

 東京・文京区などで24日に行われた「パトロールランニング」は、路上や住宅街などにいる特殊詐欺の受け子や無人ATMで高額な金を振り込む人を発見する目的などで行われました。

 警視庁大塚署や機動隊、学生ボランティアなどおよそ30人が参加し、4キロほどのコースを走りパトロールしました。

 文京区を管轄する大塚署管内では今年の特殊詐欺の被害額はわずか3カ月間で2億円に上り、去年の同じ時期と比べて30倍近く増えています。

 なかでも警察官を装った手口が多く、警視庁が注意を呼び掛けています。