感染の急拡大を受けて宮城県は、感染状況を表す指標を引き上げて対策を強化します。学校でクラスターが多発していることから部活動の自粛などを求めます。
30日に開かれた宮城県の新型コロナ対策本部会議では、病床使用率が20%を超えるなど、このまま感染の拡大が続けば県民生活に大きな影響が出る懸念があるとして、感染状況を表す指標を現在の「レベル2」から、より強い措置を検討する「レベル2+」へ引き上げることを決めました。
これに伴い来月1日から1ヵ月間、独自の「緊急特別要請」を行い、ワクチンの3回目接種の加速化や、教育・保育現場での感染防止対策の強化などを進めます。
特に学校は各地でクラスターが多発していることから、部活動の自粛を求めるとともに、時差登校・分散登校やオンライン授業を検討するよう要請します。
また「認証店おうえん食事券」や「GoToイート食事券」は利用を控えるよう呼びかけます。再開後に1ヵ月程度の利用期間を設定するということです。