宮城県では1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに496人確認されました。1日当たりの感染者としては、過去5番目の多さです。
感染が確認されたのは、仙台市で314人、石巻市31人、富谷市16人、栗原市13人、多賀城市・東松島市・名取市・利府町で各11人、大崎市・登米市で各10人、気仙沼市・塩釜市で各8人、岩沼市7人、白石市・柴田町・亘理町で各5人、加美町・大和町で各4人、松島町・大河原町で各3人、角田市・村田町・涌谷町・七ヶ浜町・山元町・南三陸町で各1人の計496人です。
年代別では、10歳未満・10代が各63人、20代95人、30代91人、40代75人、50代37人、60代29人、70代21人、80代・90代が各11人です。
仙台市の2つの保育施設で各7人、2つの小学校で8人と6人、高齢者施設で23人の感染が確認されたことからそれぞれクラスターと認定されました。
また、既にクラスター発生が発表されている気仙沼市の高校は、感染者が7人増えて累計で123人になりました。
宮城県のまとめによりますと、1日午後1時時点で療養者は3,683人で、内訳は入院122人、宿泊療養1,049人、自宅療養1,712人、入院・療養先の準備中・調整中640人、療養先調整中160人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で23.9%(122/511床)、重症病床は5.5%(3/55床)、仙台医療圏に限ると29.7%(98/330床)、重症病床は7.5%(3/40床)です。
宮城県が発表している1月30日現在のPCR検査等の実施状況は、28日2,415件(陽性578)、29日1,061件(陽性493)、30日781件(陽性9)、コールセンターへの相談件数は、28日703件、29日739件、30日746件となっています。