北京オリンピックフィギュアスケート。羽生結弦選手が夢の4回転アクセルに挑戦しました。
惜しくも転倒しメダルには届きませんでしたが、4位と健闘した羽生選手に母校東北高校など地元宮城からも惜しみない拍手が贈られました。
午後1時すぎ、ショートプログラム8位からの巻き返しを狙う羽生選手がリンクに登場しました。
母校の東北高校ではパブリックビューイングが行われ、集まった生徒14人が羽生選手へエールを送ります。
また、東北高校の元校長、五十嵐一彌さんの自宅には、スケート部の卒業生や県スケート連盟の関係者が集まりました。
北京オリンピックの舞台に、羽生選手の曲「天と地と」が流れます。
まずは成功すれば史上初、4回転アクセル。回転は十分でしたが惜しくも転倒します。
2つ目のジャンプも失敗しますが、続くコンビネーションジャンプをしっかりと決めて、本来のリズムを取り戻します。後半はジャンプやスピンなど安定した演技を披露しました。
果敢に挑戦する姿を見せた羽生選手。自身3度目のオリンピックを終えました。結果は4位で、3大会連続のメダルには届きませんでした。
羽生結弦選手「一生懸命頑張りました。これ以上ないくらい頑張ったと思う。報われない努力だったかも知れないけど、上手くいかないことしかなかったけれど今回頑張りました」
五十嵐一彌さん「メダルには届かなかったけれど健闘を称えたいと思います」