宮城県内では11日、新型コロナウイルスの新たな感染者が759人確認されました。1日の新規感染者数としては9日の934人に次いで過去2番目に多く、金曜では過去最多です。仙台市内の高齢者施設で新たなクラスターが発生しました。

 新たに確認されたのは、仙台市で476人、石巻市で31人、塩釜市で26人、多賀城市で24人、大崎市・利府町で22人、名取市で19人、白石市・栗原市で17人、富谷市で16人、柴田町・亘理町で11人、大和町で10人、岩沼市で8人、七ヶ浜町で7人、登米市・大河原町で6人、蔵王町で5人、角田市・東松島市・気仙沼市・村田町・涌谷町で4人、山元町で2人、松島町・美里町・色麻町で1人です。

 年代別では、10歳未満119人、10代116人、20代142人、30代116人、40代112人、50代55人、60代33人、70代33人、80代20人、90代13人です。

 仙台市では高齢者施設で新たにクラスターが発生し、8人の感染が確認されました。その他に県内で新たなクラスターの発生は確認されませんでした。

 宮城県のまとめによりますと、11日午後1時時点で療養者は6,208人で、内訳は入院184人、宿泊療養1020人、自宅療養4061人、入院・療養先の準備中・調整中669人です。

 確保病床の使用率は、宮城県全体で35.8%(183511床)、重症病床は9.1%(5/55床)、仙台医療圏に限ると39.4%(130330床)、重症病床は12.5%(5/40床)です。

 県が発表している10日現在のPCR検査等の実施状況は、7日3500件(陽性423)、8日2952件(陽性676)、コールセンターへの相談件数は、7日973件、8日794件となっています。