宮城県では15日、新型コロナウイルスの感染者が新たに803人確認されました。9日の933人に次いで過去2番目の多さです。
感染が確認されたのは、仙台市で526人、大崎市39人、石巻市27人、柴田町20人、名取市19人、多賀城市18人、塩釜市16人、岩沼市・栗原市・登米市で各14人、利府町13人、大河原町11人、七ヶ浜町10人、村田町9人、東松島市・美里町で各7人、白石市6人、富谷市5人、角田市・亘理町で各4人、松島町・女川町・蔵王町・加美町・大和町で各3人、川崎町・山元町・南三陸町で各1人、県外在住者2人の計803人です。
年代別では、10代が最多で147人、このほか10歳未満112人、20代134人、30代113人、40代119人、50代54人、60代61人、70代23人、80代31人、90代9人です。
栗原市の高齢者施設で10人、仙台市の保育施設で33人の感染が確認されたことから、それぞれクラスターと認定されました。
宮城県のまとめによりますと、15日午後1時時点で療養者は過去最多の5,512人で、内訳は入院161人、宿泊療養961人、自宅療養3,492人、入院・療養先の準備中・調整中669人、療養先調整中229人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で39.7%(203/511床)、重症病床は20.0%(11/55床)、仙台医療圏に限ると42.7%(141/330床)、重症病床は25.0%(10/40床)です。
宮城県が発表している13日現在のPCR検査等の実施状況は、10日1,881件(陽性752)、11日1,049件(陽性547)、12日638件(陽性615)、コールセンターへの相談件数は、10日793件、11日744件、12日766件となっています。