仙台市は、3月に始める5歳から11歳を対象とした新型コロナのワクチン接種について、2月下旬から接種券の発送を始める方針を示しました。
これは、15日に開かれた市議会2月定例会で仙台市が明らかにしました。
仙台市によりますと、5歳から11歳を対象にした小児接種では、ファイザー製の小児専用ワクチンが使われることになり、市内では小児科のクリニックなど個別接種のみで行われます。
これまでに市内90の医療機関が協力する意向を示していて、2月下旬から大きい年齢から段階的に接種券を発送するということです。
小児のワクチン接種を巡っては、慎重な姿勢を示す保護者の声があることから、仙台市では国の方針にならい接種勧奨にとどめ、希望する人には速やかな接種を進める考えです。