感染の急拡大を受け、宮城県名取市は売り上げの落ち込んだ飲食店を対象に、1店舗当たり最大20万円の支援金を給付することを決めました。

 これは、名取市が独自に支援するもので、感染が急拡大した年明けからのひと月の売り上げが、2021年の10月から12月までのいずれかの月と比べ20%以上落ち込んだ飲食店や酒店などの関連事業者が対象です。 1店舗につき10万円を支給し、更に県の認証を取得済みか取得に向け申請した店には10万円を上乗せします。

 山田司郎名取市長「事業者、飲食店等の事業継続と、安心して食事が楽しめる認証店という環境の整備を両立させたいという思いでの予算化です」

 飲食店の支援について、仙台市も売り上げの落ち込んだ中小企業や個人事業主に対し、最大25万円を独自で支給する方針です。

 国が設ける「事業復活支援金」に上乗せする形をとり、必要な事業費5億6400万円を開会中の市議会2月定例会に補正予算案として提出する予定です。