価格の上昇が宮城県内でも止まりません。レギュラーガソリンは平均で170.5円と、13年6カ月ぶりに170円台に乗りました。

 県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、7日の時点で1リットル当たり170.5円と前の週より0.9円上がり4週連続の値上がりとなりました。

 価格の上昇について石油情報センターでは、ウクライナ侵攻に伴う経済制裁で、ロシアからの原油の供給が滞る懸念が強まっているためと分析しています。

 また、アメリカなどがロシア産原油の輸入を禁止する計画を発表したことで、原油は更に高騰しています。

 このため政府は、石油元売り会社への補助金の上限を引き上げます。

 現在の1リットル当たり5円が、10日から25円になります。

 石油情報センターでは、原油の値上がり分を補助金で埋める形になるとして、来週のガソリン価格は横ばいを見込んでいます。