宮城県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットル当たり170.3円と、依然として高値の水準が続いています。

 資源エネルギー庁によりますと、県内のガソリンの平均小売価格は14日時点でレギュラーは170.3円、ハイオクは181.0円と、いずれも先週と比べ0.2円の値下がりとなりました。

 しかし、先週に続き170円を超える13年6カ月ぶりの高値水準が続いています。

 若干の値下がりについて石油情報センターでは「10日から石油元売り各社への補助金が増額された効果が出て、実質的卸値が若干値下がりした」と分析しています。

 来週はロシアとウクライナの停戦交渉への期待などから原油価格が下落に転じ、17日から補助金の額も上限の25円が出ることから、値下がりを見込んでいます。