地震によるライフラインなどへの影響です。17日未明の美里町内の様子です。
地震の揺れの後、信号機なども消え安全を確認しながら慎重に交差点を通る車がみられました。
東北電力ネットワークによりますと、今回の地震で最大4万5704戸が停電しました。
17日午後2時半時点で、約1700戸が停電していて、蔵王町で1300戸、登米市で300戸、角田市で200戸など県内の広い範囲に渡ってています。
次に給水の情報です。仙台市では少なくとも2000戸で断水していますが、復旧は18日午前6時を予定しているということです。このうち青葉区の折立地区では、地震で折立配水所の送水管が漏水し、断水が続いています。
午前6時から、折立中学校に給水所が開設されました。
「一番トイレがあれかなと思うんだけどね。お風呂もちょっとね。夜どうなるか。早く復旧してほしいです」「一応、すぐにお風呂には水を溜めたので、トイレとかの水はあるんですけれども、飲み水がなかったので」
仙台市以外では、栗原市や涌谷町などで計1万戸で断水しているということです。ガスの被害は確認されていません。
震度5強を観測した塩釜市は、今回の地震で壊れたガラスなどの災害ごみの持ち込みを無料で受け付けています。
災害ごみを搬入するためには、市の税務課で発行する「り災証明書」か「り災届出証明書」が必要です。
期間は17日から3月15日までの平日のみで、受付時間は午前8時半から午後4時までです。