地震の影響で脱線した東北新幹線について、JR東日本は予定通り4月2日に福島より南、4月4日に仙台より北で運転を再開すると発表しました。
脱線した東北新幹線は、29日までにクレーンやジャッキを使って車両をレールに戻す載線作業が完了し、30日は最寄りの白石蔵王駅に車両を収容する作業が続けられました。
4月2日までに完了し、その後、宮城県利府町の車両基地に運び込む計画です。
東北新幹線は、3月22日に郡山より南と一ノ関より北で運転を再開しましたが、30日発表の運転計画では4月2日から福島より南で、4月4日からは仙台より北で運転を再開します。
これに伴い仙台−秋田間、仙台−新函館北斗間の直通運転も再開されます。
いずれも通常の6割程度の列車本数となり、徐行運転となる区間もあります。
全線での運転再開は、4月20日前後を目指しています。