増え続けるサイバー犯罪に対処しようと、宮城県警は新たに特別研修員を指定しました。
この制度は、各部門を越えサイバー犯罪に対処できる人材を育てようと創設されたもので、2022年度は交通部や警備部など4部門から6人が選ばれました。
6人は、サイバー犯罪対策課で1年間、事件を捜査しながら犯罪の手口などを学びます。
県警には2021年、サイバー犯罪に関する相談が前の年より743件多い3797件寄せられ、過去最多となりました。
宮城県警サイバー犯罪特別研修員佐々木友夏さん「犯人グループの早期検挙のために捜査手法の習熟に努めて、県民の皆様の安全な日常を守ることができるよう努めていきたい」
6人は研修後は各部門に戻り、サイバー犯罪に対処することになっています。