宮城県の水道事業の運営を長期間にわたって民間に委ねる「みやぎ型管理運営方式」の導入に伴い、事業開始式が行われました。村井知事は「県民に不安を与えることは一切無い」と述べました。
事業開始式は白石市の南部山浄水場で行われ、村井知事や関係者ら約35人が出席しました。
「みやぎ型管理運営方式」は、上水道や下水道、工業用水の施設の所有権を県が持ったまま、長期間にわたって民間企業が事業を運営する全国初の取り組みです。
運営会社の「みずむすびマネジメントみやぎ」は、水処理大手のメタウォーターなど10社で構成されていて、今後20年間、浄水場や下水処理施設の運転や管理、設備の補修などを担います。
村井知事「(県や第三者委員会が)水質と経営の面をしっかりとチェックしていくので、県民の皆様に不安を与えるようなことは一切ないというふうに思います」
みずむすびマネジメントみやぎ・酒井雅史社長「お約束をした水質・水量を安定的にご提供させていただくことを続けていく、積み重ねていく、それが一全てだと思っています」