東北電力は新電力会社からの契約切り替えについて、自治体など公共性の高い施設であっても受け付けるのは難しいとの考えを示しました。
東北電力樋口康二郎社長「一度新電力に切り替えた方については、原則としてはやはり供給力の確保が出来ないということで、お断りする」
東北電力では、新電力からの切り替えを望む企業について、ロシアのウクライナ侵攻による燃料価格高騰などから需用に見合う供給力を確保するのが難しいとして、すべての契約を見送っています。
28日の会見で樋口社長は、自治体など公共性の高い施設であっても、他の企業と同様に断らざるを得ない状況だと説明しました。 3月の東北エリアの電力の卸取引価格は、2021年の約4倍に高騰しています。