仙台市内の1週間のコロナ感染者数を予測する東北大学の調査で、今週の感染者は先週とほぼ変わらず横ばいで推移するという結果が示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、毎週仙台市内の下水処理場から下水を採取して検出された新型コロナウイルスの量から次の1週間に発生する感染者数を予測しています。

 今週の仙台市内の感染者数は2172人と先週の実測値より36人、率にして1.7パーセント増える予測で、ほぼ横ばいで推移するという結果が示されました。

 仙台市内では、ゴールデンウィーク期間中の5月2日からの1週間で1381人の感染者が確認されていましたが、その後、2週連続で2000人を超える状況が続いています。