宮城県多賀城市で飲酒運転の車が高校生の列に突っ込み、18人が死傷した事故から22日で17年です。生徒たちが通っていた仙台育英学園高校では、追悼式が行われました。

 この事故は、2005年5月22日の早朝、多賀城市の国道45号で、飲酒運転の車が学校行事に参加していた仙台育英学園高校の生徒の列に突っ込み、3人が死亡、15人がけがをしたものです。

 追悼式は午前9時から行われ、1年生の生徒全員と教職員など約1000人が参列しました。

 そして、3人の遺影が掲げられた慰霊碑に静かに手を合わせ、冥福を祈りました。

 生徒会副会長・三塚悠蓮さん「(事故を)伝えていく使命が私たちにはあると思っています、運転する人には事故のことを忘れないでもらい、常に命と向き合ってると認識できるよう今後も活動したい」