宮城県丸森町では、春の味覚タケノコの出荷が例年より2週間ほど遅れて始まりました。
丸森町耕野地区では24日、生産者らが集まりタケノコの出荷を祝うセレモニーが行われました。
丸森町の特産品であるタケノコは、えぐみが少なく柔らかいのが特徴で、4月中旬から1カ月ほどが旬の春の味覚です。
春先の寒さで地面の温度が上がらず、例年より2週間ほど遅い出荷となりました。
丸森町のタケノコは、全て放射性物質の検査が行われていて基準を満たした物だけが市場に出回ります。
耕野地区では豊作の表年と不作の裏年が交互に訪れ、裏年の2025年は2024年の3分の1程度の約1万本が出荷されるということです。
耕野たけのこ生産組合八島健組合長「17日からやっと出てきましたので。是非皆さん耕野においでいただいて直売所でおいしいタケノコを買って、おいしく食べていただきたいと思います」
耕野地区のタケノコは直売所で販売され、予約も受け付けているということです。