宮城県の感染性胃腸炎の発生は収まりつつあるものの、仙南地域では引き続き警戒を要するレベルで推移しています。

 20日までの1週間に宮城県で確認された感染性胃腸炎の患者数は、1医療機関当たり5.20人で2月上旬以来の低い水準となりました。しかし、仙南地区では12.5人と突出して高い数値でした。

 仙南では前の週に24人で約1カ月ぶりに警報レベルに達し、今週はほぼ半減したものの依然として警戒が必要なレベルです。

 宮城県は、引き続き県全域に注意を呼び掛けています。

 新たに加わった急性呼吸器感染症、風邪の1医療機関当たりの感染者数は73.57人で、前の週から7人余り増加しました。